CCGオリジナル製品として、新たにユニバーサルデザインを採用した『ペーパーファイル』をリリースいたしました。
このペーパーファイルは、従来のクリアファイルの形状である《表》や《裏》といった概念を無くした製品となります。開発メンバーがどんな人にも使いやすいアイテムを考え、形になった製品です。
「ユニバーサルデザイン」という言葉を知っていますか?
ユニバーサルデザインとは、年齢・性別・文化・身体の状況によらずに、すべての人にとって分かりやすく使いやすい設計のことを意味します。ユニバーサルデザインの考え方は1980年代にアメリカで生まれ、日本では1990年代の半ばから広まってきたようです。
「バリアフリー」との違い
「ユニバーサルデザイン」に似た意味で、「バリアフリー」という言葉があります。
では、「バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」2つの違いは何でしょうか?
・バリアフリー
障害のある人が社会生活をしていく上で障壁(バリア)となるものを除去する意味をもつ
バリアフリーは障壁(バリア)に対処する目的を持ちますが、ユニバーサルデザインはそれら障害の有無にかかわらず、あらかじめすべての人にとって分かりやすく使いやすいデザインをする考え方となります。
ユニバーサルデザインを採用した『ペーパーファイル』
CCGグループの商品開発メンバーではユニバーサルデザインの考え方に共感し、今回ユニバーサルデザインを採用した『ペーパーファイル』を制作しました。
特徴は、通常のクリアファイルの表面にある指抜きの穴が、《裏面》にもあること。従来のクリアファイルの形状は右利きの人が開きやすい形状でしたが、裏面にも指抜きがあることで左手でもペーパーファイルが開きやすくなり、右利きの人・左利きの人どちらの人にも使いやすくなりました。
また、中面にも印刷を施すことが可能です。
環境にも配慮している紙製だからこそ、両面印刷も低コストで実現することができました。
SDGsが持つ「誰一人の取り残さない」というテーマと、ユニバーサルデザインの「すべての人にとって分かりやすく使いやすい設計」という考え方には共通点が多くあります。SDGs達成のために、ユニバーサルデザインの考え方を取り入れる動きも広がっています。
環境に配慮した製品を選択する機会は増えていますが、多様化が進む社会のなかで、ユニバーサルデザインの考え方を取り入れた選択肢もぜひ検討していただきたいです。
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