株式会社CCG C.REP(シーレップ) | マーケティング・プロモーション総合支援

JOURNAL

2024.09.18

訪日インバウンドマーケティングとは

海外から日本への旅行者が増加する中、海外からの旅行者をターゲットにしたマーケティング施策【訪日インバウンドマーケティング】が注目されています。CCG C.REPでも様々な実績があり、今回は【訪日インバウンドマーケティングとは?】というテーマで、企画・実施の際に押さえておきたいポイントをご紹介します。

1.海外からの日本国内渡航者状況について

全体的にコロナ前のピーク時から比較すると完全に戻ってはいませんが、顕著に回復しています。2024年はさらに増加の傾向と言われています。
国別では韓国・台湾・中国が上位となっており、近隣の国からの旅行者が多いことがわかります。5位以下で伸びている国ではシンガポール591,300人(20.1%増)メキシコ94,700人(32.0%増)となっており、特にメキシコは毎年訪日が加速し、日本のアニメと食文化へ非常に高い関心がある(直行便が増えたのも背景にある)状況です。
このように、実際には時期や年度により国別の旅行者に大きな変化があることも分かります。

2023年 各国・地域別の内訳
①韓国…6,958,500人(2019年比24.6%増)
②台湾…4,202,400人(同14.1%減)
③中国…2,425,000人(同74.7%減)
④香港…2,114,400人(同7.7%減)
⑤米国…2,045,900人(同18.7%増)

各国・地域別の内訳(日本政府観光局)

2.CCG C.REP インバウンドマーケティング実績

CCG C.REPでは、マーケティングや販促支援を幅広く行っており、訪日インバウンドマーケティングに関しても数多くの実績があります。先ほどご紹介したように、実際にはどの国のどういった人にアプローチしていくのか?ターゲティングがとても重要になりますね。

【インバウンドマーケティング実績例】
・外国人インフルエンサー プロモーション
・台湾メジャーポータルサイトでの紹介記事掲載
・YouTube動画広告の海外配信
・webマガジン『台湾旅色』プロモーション
・海外企業向けLP制作(BtoB)

3.今狙い目の「インバウンドターゲット」

今、注目されているインバウンドターゲットは「日本文化や日本食に高い関心があり、円安も背景に日本への旅行を検討される外国人ユーザー」です。
近年では日本の文化体験をオプションに高額でも定員オーバーになるツアーも存在します(中には街ブラツアーなども多く実施)。それだけ、日本の文化・食に価値を感じる外国人が多いという状況です。その中でも特に注目される国は「台湾」だと考えます。台湾の高校では「日本」という授業が存在し、早くから日本のアイドルやアニメ、文化・歴史に触れている等、日本好き・日本に興味を持っている人が多いと言われています。

4.プロモーションメディアについて

海外ユーザーにアプローチできるメディアはもちろんwebですが、中でもSNSやYouTubeは必須となります。国によってリーチの多さにバラつきがあり、表現も国によって受け取られ方が異なるため実施にあたっては国ごとの事情を押さえた上で、実施するメディアや表現を含めたクリエイティブを設計する必要があります。

ちなみに、各国で共通に見られているメディアは『YouTube』『facebook』。しかし中国は外国人テロ対策により世界的なSNS利用が規制されるため、政府が認証する『百度伝(バイドゥ)』が基本メディアになります。
しかし百度伝は正規代理店以外は扱うことができず、基本料金がかなり高く設定されています。
YouTubeでは中国人インフルエンサーも数は少ないですが存在します。
※LINEやInstagramは日本ほどユーザー数の割合が高くなく、世界的にはSNSといえばFacebookが圧倒的に多い傾向です。

5.インフルエンサーマーケティングについて

日本人が考える「外国人に見て欲しいポイント」と「外国人が気になるポイント」は、実はズレているケースが目立ちます。そのため日本企業が自社広告をそのまま海外に発信するというスタイルではなく、外国人目線での情報発信が特に重要なポイントとなります。
CCG C.REPでは外国人インフルエンサーを媒体とすることも重視し、さらに、より効果的な施策とするためクライアントからの情報を分析した上で、案件に最適な外国人インフルエンサーをアサインし、外国人インフルエンサーと一緒にマーケティング施策・プロモーション表現について内容を検討・吟味するという独自のスタイルで企画・実施しています。(海外向けプレスも同様のスタイルでご提供しています)

6.インフルエンサーの人選について

インバウンドマーケティングに適している、優良なインフルエンサーの共通定義は、「自国と日本の両方を理解し、広告の意味が分かった上で自己表現できる」、そんなインフルエンサーだと思います。
例えば「明確に意見してくれる」「クライアントの意図が理解できる」「事前に打ち合わせができる」などが理想的ですが、個人インフルエンサーとは人選・交渉において当然注意も必要です。

【インフルエンサーの人選・交渉でのよくある課題】
・インフルエンサーは基本個人なので、スカウトすると個別交渉が困難(広告コスト、守秘義務契約など)
・クライアントの意向を気にせずすべて自由にやってしまう(制御が困難)→クライアントNG表現・制作物に修正ができない事が多い(特に動画は撮り直しが利かない)

実際には、上記のような課題を感じ、インフルエンサーマーケティングに踏み切れない企業様も多いと感じています。CCG C.REPでは、効果的なインバウンドマーケティングのプランニング・実施の中で、ワンストップで、インフルエンサーの人選や交渉、クリエイティブの担保~公開・効果測定まで全てお任せいただけます。
※現状ではステマなども増えているため、誠実さなどの表現を盛り込むこともポイントになります。常に最新の法規制への対応も求められます。

【外国人インフルエンサーによるプロモーション事例】
・『YouTube』『Facebook』の体験動画によるリアルな広告配信の場合
 YouTubeプロモーション…再生回数 13,000回再生(いいね140回)
 Facebookプロモーション…いいね数1,195人

 

7.その他 オススメの海外向け広告例

インバウンドマーケティングに適している、オススメメディアと弊社での実施結果をダイジェストでご紹介します。

①YouTube 海外向けインストリーム広告
CTAからwebサイトに飛ばすことが可能なため、外国語LPなどの整備も重要です。
・海外での視聴回数月間平均…約176,000回再生
・海外からの自社サイト流入件数(月間平均)…約440件

②webマガジン『台湾旅色』プロモーション
先述のとおり台湾は日本文化にかなり精通しています。著名日本人を起用した広告で訴求します。
また台湾に向けたプレスリリースや、著名人のSNSアカウントからも広告へ送客していきます。
・台湾でのPV数 2,848回
(台北市からのアクセスが全体の62.0%)

③台湾の人気ポータルサイトへの出稿
・総PV数(1カ月間)…14,015PV
・FBリーチ数…14,230人
・クライアント公式サイト流入件数…220件

いかがでしたでしょうか。訪日インバウンドマーケティングはハードルが高いと思われているかもしれませんが、ノウハウとルートのあるパートナーと組めばスムーズに実施が可能です。お困りごとがあればCCG C.REPへお気軽にご相談ください。全体計画の設計、メディアの選定・ご提案、インフルエンサーの人選・交渉、クリエイティブ、動画・サイト等の制作までご相談いただけます。

企業の販促・プロモーションについては、私たちCCG C.REPにお任せください。
お問い合わせから、お気軽にご連絡ください。

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