単純に“DM”といっても多くの実施方法が存在している
DMは販促手法の中で古参に位置する販促手法です。
しかし、一口にDMと言っても「発送方法」や「送付物」「リスト」などの工夫により、実施のコストも効果も変わってきます。
DMは意外と奥深い販促手法なのです。
今回は発送代行コンシェルジュとして「発送方法」に着目したノウハウを皆さんにお伝えできればと思います。
この資料を通して「郵便」について皆さんにお伝えしていきます。郵便発送のDM実施の際、コスト最適化が図れるようにノウハウをお伝えしていきます。
いまさら聞けない?郵便の種類とは
発送方法には主に3つの方法が存在しています。これは周知のとおり、発送される物品により用途が分かれており、発送物と目的に対してそれぞれ最適な発送方法を実施することがコストを抑える1つのコツとなります。
今回は「郵便」に特化して説明をしていきます。
郵便の種類と区別について
郵便の料金について
定型郵便物とは
長辺14~23.5㎝、短辺9~12㎝、厚さ1㎝以内、重さ50ℊ以内の郵便物
定型外郵便物とは
第一種郵便物で定められている定形郵便物の要件を満たさない、定形郵便物として扱えない封書、円筒形等の立体的な郵便物、第二種郵便物の大きさまたは重量の上限を超えたものである。
定型外郵便物の「規格外」とは
定型外郵便のうち短辺が25cm以上、長辺34cm以上で長辺が60cm以内、縦横厚さの合計が90cm以内、重さ4㎏以内のもの
ハガキについて
郵便発送で一番よく使用されているサイズの郵便物が「ハガキ」です。
個人でも法人でもよくこのハガキ形式を使用している光景を目にすると思います。ハガキ自体の仕様は単純ではありますが、実はハガキには「制作ルール」が存在しており、単純に作成しただけでは発送できません。
ハガキの作成ルールについては後述します。
郵便料金の割引について
郵便物はサイズにより料金が決まっており、その仕様は上記の通り。
ある程度の物量を一斉に発送する場合に郵便局から割引が利く仕様となっている。
しかし郵便の発送料金に割引が利くのは条件に適合しなければなりません
自社DMのコストを最適化する方法
郵便物には細かい条件や価格設定が為されています。
自社DMのコスト最適を図るために順序立てて検討していく必要があります。
下記のフローチャートを使用して、上から順に費用について検討していきます。
ハガキデザイン作成の注意点
2021年の郵便法改訂に伴う変更事項
2021年10月より郵便法が改訂されました。
これに伴い順次、郵便の配送期間が変更になっていきます。
今回の郵便法改訂で変更になったポイントは以下の通りです。
土曜日の配達中止※1
普通扱いとする郵便物・ゆうメール※2について、土曜日配達を休止されます。
2.お届け日数の繰り下げ ※1
普通扱いとする郵便物・ゆうメール ※2
3.特殊取扱料金の変更
2021年10月1日(金)引受分から、速達郵便の料金を1割程度引き下げられます。
4.郵便区内特別郵便物の差し出し条件の変更
2021年10月1日(金)引受分から、配達日指定郵便の料金区分が変更になります。
※1.到着が今までよりも遅く届くことになる可能性が高くなります。
※2.普通扱いとする郵便物・ゆうメールとは、書留や速達などのオプションサービス(特殊取扱)を付加しないもののことをいいます。
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